本州最北端に位置する青森県。四季折々の自然美と深い歴史、豊かな食文化が魅力のこの地域には、
訪れるたびに新しい発見があります。
1. 奥入瀬渓流
2. 十和田湖
3. 弘前城
4. ねぶたの家 ワ・ラッセ
5. 三内丸山遺跡
6. 八甲田山・八甲田ロープウェー
7. 鶴の舞橋
8. 青森魚菜センター・のっけ丼
9. 下北半島・仏ヶ浦

1. 奥入瀬渓流(十和田市)
清流が続く約14kmの渓流沿いには、滝や奇岩が連なる自然美が広がります。春の新緑、秋の紅葉は特に見応えがあります。ハイキング初心者でも楽しめる整備された遊歩道も魅力です。
青森県十和田市にある「奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)」は、
四季折々の美しい自然を間近に感じながら、ゆったりとした時間を過ごせる人気の観光地です。十和田湖から流れ出る渓流には、滝や苔むした岩、清らかなせせらぎが連なり、
訪れる人の心を優しく癒してくれます。
・阿修羅
の流れ渓流の中でも特に水量が多く、迫力ある流れを間近で感じられる人気スポット。
写真映えも抜群です。
・雲井の滝
三段に分かれて流れ落ちる優美な滝。
水しぶきが心地よく、暑い時期の清涼スポットとしても最適です。
・銚子大滝
幅約20m、高さ約7mの滝で、奥入瀬渓流の「最大の見どころ」と称されます。
滝の音と迫力が全身に響きます。
奥入瀬渓流は、十和田八幡平国立公園内に位置し、
国の特別名勝および天然記念物にも指定されている自然景勝地です。
渓流沿いには遊歩道やサイクリングロードが整備されており、
初心者でも気軽に自然散策を楽しむことができます。
木漏れ日が降り注ぐ中、苔と岩が織りなす神秘的な風景や、大小さまざまな滝の音に耳を澄ませば、まるで物語の中を歩いているような感覚になります。
■ 散策の楽しみ方
徒歩(ハイキング):石ヶ戸〜雲井の滝〜銚子大滝までの約9kmコースが人気です。
片道2〜3時間ほどで歩けます。
ガイドツアー:自然ガイドによるツアーもあり、植物や地形の解説を聞きながら、より深く奥入瀬の魅力を知ることができます。
■ アクセス方法
◉ 公共交通機関
JR八戸駅またはJR新青森駅からJRバス東北「十和田湖行き」に乗車
「石ヶ戸」「焼山」「奥入瀬渓流館」などの停留所で下車(所要時間:約2時間)
事前に時刻表をご確認ください。
◉ 自家用車
東北自動車道「小坂IC」または「十和田IC」から約1時間
渓流沿いに複数の駐車場があります(石ヶ戸、焼山、銚子大滝など)
アクセス:JR八戸駅または新青森駅からバスで約2時間

2. 十和田湖(十和田市)
青森県と秋田県の県境に位置する十和田湖(とわだこ)は、
透明度の高い水と深い森に囲まれた、東北を代表する景勝地のひとつです。
火山活動によってできた二重カルデラ湖で、神秘的な雰囲気と穏やかな湖面の美しさから、古くから多くの人々を魅了してきました。
豊かな自然に包まれながら、心静かに過ごす時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれることでしょう。
標高約400メートルに位置し、湖の深さは日本で3番目の深さ(約327メートル)を誇ります。静かな湖面に映る四季折々の景色はまるで絵画のようで、訪れる人に癒しと感動を与えてくれます。
特に秋の紅葉は絶景として有名で、多くのカメラマンや旅行者が訪れる名所です。
- 乙女の像
詩人・彫刻家の高村光太郎が制作した、湖の象徴的なモニュメントです。
十和田湖の静寂と調和したその姿は、訪れる人々に深い印象を残します。 - 十和田神社
湖畔の森の中にひっそりとたたずむ古社で、静謐な雰囲気に包まれています。
パワースポットとしても知られ、参拝に訪れる人が絶えません。 - 遊覧船クルーズ
湖上から見る十和田湖の景色は格別。
約50分のクルーズで、広大な湖と断崖の美しさをゆったり楽しめます。 - 御鼻部山展望台(おはなべやま)
湖全体を一望できるビュースポット。天気の良い日には、湖面と空が一体となったような景色が楽しめます。
■ アクセス方法
◉ 公共交通機関を利用する場合
新幹線(東京方面より)
東京駅 → JR新青森駅 または JR八戸駅(約3時間)
JRバス東北「十和田湖行き」で約2時間〜2時間半
十和田湖「休屋」バス停下車
※バスの本数が限られているため、時刻表の事前確認をおすすめします。
◉ 自家用車で訪れる場合
東北自動車道「小坂IC」または「十和田IC」より約1時間
湖畔の休屋エリアには無料・有料の駐車場が複数あります.

3. 弘前城(弘前市)
青森県弘前市にある弘前城(ひろさきじょう)は、江戸時代初期に築かれたお城で、
東北地方に現存する唯一の天守を持つ貴重な文化財です。
春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季を通じて多彩な美しさが楽しめることで知られています。
弘前城は、津軽藩の初代藩主・津軽為信の子、信枚(のぶひら)によって1611年に築城されました。現在の天守は、1810年に再建されたもので、東北地方に現存する唯一の江戸時代の天守として非常に貴重です。
城の敷地は「弘前公園」として整備されており、
広大な堀や石垣、櫓(やぐら)、門なども見どころとなっています。
- 日本一の桜の名所
弘前城といえば、何と言っても桜の季節(4月下旬〜5月上旬)。
約2,600本のソメイヨシノやシダレザクラが咲き誇り、城と桜とお堀の風景はまさに絵巻物のような美しさです。夜間ライトアップも実施され、多くの観光客でにぎわいます。 - 天守からの眺望
現存天守からは、弘前市街や岩木山を一望できます。コンパクトながらも趣があり、歴史と自然が調和する展望です。 - 本丸石垣と曳屋工事
石垣修復のため、天守を丸ごと移動させる「曳屋(ひきや)工事」が話題となりました。現在も仮設台の上にある天守を見ることができ、貴重な時期を訪れるチャンスです。 - 四季のイベント
春の「弘前さくらまつり」以外にも、秋の「菊と紅葉まつり」、冬の「弘前城雪燈籠まつり」など、四季折々のイベントが開催され、どの時期に行っても楽しめます。 - 武家屋敷・洋館めぐり
弘前城周辺には武家屋敷や旧弘前市立図書館など、歴史的建築も多く、城下町の風情を残す街歩きもおすすめです。
■ アクセス方法
◉ 公共交通機関でのアクセス
【新幹線】
東京駅 → JR新青森駅(約3時間)
JR奥羽本線に乗り換え「弘前駅」へ(約40分)
弘前駅からバスまたは徒歩で約15〜20分(タクシーなら約10分)
【バス】
弘前駅前から「土手町循環バス」利用で「市役所前」下車、徒歩すぐ
◉ 自家用車でのアクセス
東北自動車道「大鰐弘前IC」より国道7号線経由で約30分
城の周辺には有料駐車場(市営中央弘前駐車場など)多数あり

4. ねぶたの家 ワ・ラッセ(青森市)
青森といえば「ねぶた祭」。毎年8月に開催されるこの壮大な祭りは、勇壮なねぶたと躍動感あふれる跳人(はねと)、力強い囃子(はやし)が一体となって街を盛り上げる、青森県を代表する伝統行事です。
その魅力を一年を通して体感できるのが「ねぶたの家 ワ・ラッセ」です。青森駅からすぐの好立地にあり、観光の出発点としても最適。ねぶた祭に行けない時期でも、十分にその魅力を感じることができる人気観光スポットです。
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は、2011年にオープンした青森市文化観光交流施設です。「ワ」は和(調和・輪)”と“わっ(驚き・感動)”を表し、「ラッセ」は祭りでの掛け声「ラッセラー」から取られています。
館内には、実際の祭りで使用された大型ねぶたが常設展示されており、その迫力と美しさは圧巻。伝統と芸術、熱気が詰まった空間です。
- 本物の大型ねぶたが間近に!
高さ5メートル超にもなる実物のねぶたが、照明演出とともに展示されています。360度から鑑賞できるため、細部まで職人の技が堪能できます。 - 跳人体験コーナー
実際の「跳人」衣装を着て、祭りの踊りを体験できるコーナーも。太鼓や笛の音に合わせて跳ねれば、気分はまさに祭りの一員です。 - 制作の裏側に触れる
映像展示では、ねぶたが完成するまでの工程や職人たちの仕事ぶりが紹介されており、芸術としてのねぶたの奥深さを感じられます。 - ねぶた囃子の生演奏(定期開催)
時期によっては、実演ステージで囃子の生演奏が行われ、迫力ある太鼓や笛の音を間近で楽しむことができます。 - ミュージアムショップで青森土産も充実
ねぶた関連のグッズや青森の伝統工芸品、特産品などが揃ったショップもあり、旅の記念にぴったりです。
■ アクセス方法
◉ 公共交通機関をご利用の場合
JR青森駅から徒歩すぐ(約1分)
青森駅東口を出て右手に進むと、特徴的な赤い格子の建物が見えてきます。
◉ 自家用車をご利用の場合
青森自動車道「青森中央IC」から約15分
周辺にコインパーキングや観光客向けの駐車場が多数あります。
■ 開館情報(2025年時点)
【開館時間】9:00~18:00(5月~8月は19:00まで)
【休館日】12月31日、1月1日、メンテナンス日
【入館料】大人 620円、高校生 460円、小中学生 260円(団体割引あり)
※最新の開館情報は公式サイトをご確認ください。
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は、青森ねぶたの魅力を視覚・聴覚・体感を通して味わえる、体験型ミュージアムです。ねぶた祭の時期に行けない方はもちろん、祭りに行ったことのある方でも、改めてその奥深さを知ることができる場所です。

5. 三内丸山遺跡(青森市)
青森市にある「三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)」は、約5,900年前から4,200年前の縄文時代中期に人々が暮らしていた日本最大級の集落跡です。1992年の発掘調査をきっかけに、その壮大なスケールと保存状態の良さが注目され、2021年には「北海道・北東北の縄文遺跡群」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。
青森市の中心部からほど近い場所に位置する三内丸山遺跡は、国内最大規模の縄文集落跡で、広さはなんと約40ヘクタール。大型の竪穴住居や掘立柱建物、貯蔵穴、墓などが発掘されており、長期間にわたって人々が定住し、複雑な社会を営んでいたことがわかっています。
現在は整備された遺跡公園として一般公開されており、復元住居や体験施設を通して、縄文時代の暮らしを実感できます。
- 迫力の大型建物跡と復元施設
遺跡のシンボルでもある巨大な六本柱建物(復元)は、当時の建築技術の高さを感じさせる圧巻の構造。高さ14.7mの木柱が立ち並ぶ姿は、縄文時代の人々の知恵と力を物語ります。 - 竪穴住居の内部を探検
実際に入れる復元された竪穴住居は、ひんやりとした空気と木の香りが漂い、まるで縄文人の生活空間にタイムスリップしたような気分を味わえます。 - 「縄文時遊館」で学びと体験
隣接する「縄文時遊館」では、土器・土偶・石器などの出土品展示のほか、火起こしや縄文アクセサリー作り体験も楽しめます。子どもから大人まで楽しめる内容です。 - 自然と調和した広大な遺跡公園
緑豊かな敷地内は、四季折々の草花や鳥の声に包まれ、散策にもぴったり。心を落ち着けたい時の観光地としてもおすすめです。
■ アクセス方法
◉ 公共交通機関でのアクセス
【JR青森駅から】
青森駅前から「ねぶたん号(市営バス・観光循環バス)」乗車 →「三内丸山遺跡前」下車(所要約30分)
または、路線バス「三内丸山遺跡行き」で直行(時期により運行)
【新青森駅から】
タクシーまたはバスで約10〜15分
◉ 自家用車でのアクセス
青森自動車道「青森IC」から約5分
駐車場:大型無料駐車場完備(乗用車・バス対応)
■ 開館情報(2025年現在)
【開館時間】9:00~17:00
【休館日】年末年始(12月30日~1月1日)
【入館料】無料(縄文時遊館の企画展等は有料の場合あり)
※詳細は公式ホームページをご確認ください。

6. 八甲田山・八甲田ロープウェー(青森市)
青森市の南部に位置する「八甲田山(はっこうださん)」は、十和田八幡平国立公園の一部を成す雄大な連峰群で、四季を通じて多くの観光客を魅了しています。
なかでも「八甲田ロープウェー」は、その大自然を空中散歩で満喫できる人気の観光スポットです。
登山やトレッキングはもちろん、紅葉狩り、樹氷観賞、スキーと、訪れる季節ごとに全く違った表情を見せてくれるのが八甲田山の魅力です。
「八甲田山」は実は単一の山ではなく、十数の山々からなる火山群の総称です。主峰は標高1,584mの大岳(おおだけ)。山頂からの眺望は抜群で、晴れた日には遠く津軽半島や下北半島を望むこともできます。
日本百名山にも選ばれており、自然と触れ合いたい人にぴったりのエリアです。
① 空中から望む絶景パノラマ
標高1,324mの田茂萢岳(たもやちだけ)山頂駅まで、ロープウェーで約10分。眼下にはブナ林の森が広がり、特に秋は山肌を染める紅葉のグラデーションが見事です。空気が澄んだ冬季には、一面の樹氷原「スノーモンスター」も見られます。
② 季節ごとの魅力が豊富
春〜夏:高山植物や野鳥観察、初心者向けトレッキングコースが人気。
秋:東北屈指の紅葉の名所。10月上旬〜中旬が見ごろです。
冬:八甲田の樹氷は蔵王と並ぶ日本有数の景観。スノーシューやロープウェーで観賞可能。
③ 山頂周辺の散策コース
山頂駅からは、約30〜40分で一周できる自然遊歩道(田茂萢湿原コース)も整備されており、軽装でも気軽に散策が楽しめます。
④ スキー・スノーボードの聖地
冬には極上のパウダースノーを求めて国内外からスキーヤーが訪れる有名ゲレンデにも。山岳ガイド付きのバックカントリーツアーも人気です。
■ アクセス方法
◉ 公共交通機関でのアクセス
【JR青森駅から】
→ JRバス東北「八甲田ロープウェー」行きに乗車(約1時間)
または、レンタカーで約45分〜1時間程度
【青森空港から】
→ 車・タクシーで約30〜40分
→ 空港リムジンバス(季節運行)でアクセス可能な時期もあり
◉ 自家用車でのアクセス
青森自動車道「青森中央IC」から約50分
駐車場あり(無料/普通車・大型バス可)
※冬期は道路が凍結・積雪するため、スタッドレスタイヤやチェーン必須です。
■ 営業時間・料金(2025年春現在)
【運行時間】9:00~16:20(20分間隔)
※混雑時や季節により変更あり
【料金】
大人:往復2,000円(片道1,250円)
子ども:往復700円(片道450円)
※各種割引や団体料金あり

7. 鶴の舞橋(鶴田町)
青森県の西部、津軽富士見湖(つがるふじみこ)の上に美しく架かる「鶴の舞橋」は、
訪れる人に静かな感動を与えてくれる場所。
木造の優美なアーチと湖面に映る空と山の景色は、まるで絵画のよう。四季折々の風景とともに、
ゆったりと流れる時を感じられる、青森県屈指の癒しの観光地です。
「鶴の舞橋」は、全長300メートル、日本一長い木造三連太鼓橋です。
平成6年(1994年)に完成し、青森県鶴田町のシンボルとして親しまれています。橋は青森県産のヒバ材を使用しており、その香りと風合いが訪れる人々をやさしく包み込みます。
橋の名前は、町名「鶴田」と、橋の形が羽ばたく鶴を思わせることに由来。背景には美しい岩木山(通称:津軽富士)がそびえ、湖面に映るその姿はまさに絶景です。
■ 見どころ・おすすめポイント
◎ 四季折々の景色が魅力
春:桜が咲き、淡いピンクとヒバの木のコントラストが美しい。
夏:青空と緑の中を渡る風が爽快で、清涼感たっぷり。
秋:紅葉に包まれた橋と湖が、色鮮やかな世界を演出。
冬:雪化粧をまとった静かな景色に、幻想的な空気が広がります。
◎ ゆったりと歩く癒しのひととき
橋を渡るだけで10分ほど。湖の上を歩いているような不思議な感覚を味わえます。
早朝や夕暮れ時の光が差し込む時間帯は特におすすめです。
◎ フォトスポットとしても人気
橋のたもとや湖岸から見た「鶴の舞橋+岩木山」は、写真映え抜群。
カメラ好きの方は、ぜひ三脚と広角レンズを持参してください。
■ アクセス方法
◉ 所在地
〒038-3542 青森県北津軽郡鶴田町大字廻堰字大沢81-150
◉ 公共交通機関をご利用の場合
JR五能線「陸奥鶴田駅」から車で約10分
JR新青森駅から車で約50分
◉ 車をご利用の場合
東北自動車道「浪岡IC」より国道339号経由で約40分
無料駐車場あり(普通車・大型バス駐車可能)
■ 開場時間・入場料(2025年春現在)
開場時間:24時間通行可能(夜間照明はなし)
入場料:無料
所要時間の目安:滞在30分〜1時間程度(橋の往復と写真撮影)

青森魚菜センター・のっけ丼(青森市)
青森県を訪れたなら、ぜひ足を運びたいのが「青森魚菜センター」。
ここでは、青森名物「のっけ丼」が味わえます。市場で自分だけのオリジナル海鮮丼を作るというユニークな体験は、旅の思い出をより特別なものにしてくれます。
「青森魚菜センター」は、青森市中心部に位置する市民密着型の市場です。
もともとは地元の方々が日常的に買い物に訪れる場所でしたが、現在は観光客にも広く開かれ、なかでも「のっけ丼」が大きな話題となっています。
■ のっけ丼 体験の流れ
「のっけ丼」は、チケット制で好きな具材を選んで作る“オーダーメイドの海鮮丼です。
◆ のっけ丼の楽しみ方
食事券(チケット)を購入
→ 12枚券:2,200円・1枚券:190円)
ご飯をもらう(1~2枚)
→ 白飯または酢飯を選べます。ご飯のサイズも選択可能。
好きな具材を“のっける”
→ 市場内の提携店舗を回って、チケットと引き換えにホタテ・マグロ・イクラ・ネギトロ・ウニなどお好きな海鮮をトッピング!
完成したどんぶりをいただく
→ 市場内の飲食スペースで、あつあつのお味噌汁とともに召し上がれ。
◎ 新鮮なネタの数々
青森県近海で水揚げされたばかりの旬の海の幸がずらりと並びます。中でも、大ぶりのホタテ貝や津軽海峡のマグロは観光客に大人気。お店ごとの特色もあり、食べ比べも楽しいポイントです。
◎ 地元の人とのふれあい
お店の人たちは皆フレンドリーで、観光客にも親切。
「これサービスね!」とネタを一切れ多くのせてくれることもあり、温かい人情を感じられる場所です。
◎ 何度行っても楽しめる
訪れるたびに旬の魚介が変わるため、季節ごとの味覚が楽しめるのも魅力。1回目は海鮮尽くし、2回目はお肉や玉子焼きを入れて和風丼風にするのもおすすめです。
■ アクセス方法
◉ 所在地
〒030-0862 青森県青森市古川1丁目11-16
◉ 公共交通機関でのアクセス
【JR青森駅から徒歩約5分】
→ 駅東口を出て、新町通りをまっすぐ。徒歩圏内でとても便利です。
【青森空港から】
→ 空港連絡バスでJR青森駅まで約35分+徒歩5分
◉ 自家用車でのアクセス
青森自動車道「青森中央IC」から約15分
周辺に有料駐車場あり(30分100円〜)
■ 営業時間・定休日(2025年春現在)
【営業時間】
のっけ丼提供:午前7時~午後16時ごろ(日にちにより異なります)
【定休日】
毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始など
※公式サイトで事前にご確認ください。

10. 下北半島・仏ヶ浦(佐井村)
― 青森・下北半島で出会う、心を鎮める絶景 ―
青森県下北半島の西海岸、深い緑と紺碧の海に抱かれた神秘の地「仏ヶ浦(ほとけがうら)」。
訪れた人々を無言の感動で包み込むこの場所は、荘厳な美しさを誇ります。長い年月をかけて自然が彫刻した、純白の奇岩群。そのスケールと静けさは、日常を離れた深い癒しのひとときを与えてくれます。
仏ヶ浦は、国の名勝および天然記念物に指定されている、青森県佐井村の西岸に広がる景勝地です。
長さ約2kmにわたり、大小さまざまな奇岩・怪石が立ち並び、白から青白く変化するその姿は、まるで仏像や霊峰、蓮の花を思わせることから「仏ヶ浦」と呼ばれるようになりました。
一帯は緑の断崖と青い海、白い岩肌が織りなすコントラストが美しく、晴れた日には光の加減によって神秘的な色合いを見せてくれます。
◎ 自然が創り出した神仏の彫刻群
「如来の首」「五百羅漢」「地蔵岩」など、信仰的な名前を持つ岩が点在し、見る者の想像力をかき立てます。まるで古代の神殿に迷い込んだかのような、荘厳な雰囲気です。
◎ 遊覧船からの絶景観賞
仏ヶ浦の本当の美しさは、海から望む景色にあるとも言われています。佐井港や脇野沢港から出航する遊覧船に乗れば、断崖と奇岩が目の前に迫るダイナミックな景色を堪能できます。
◎ 静けさとスピリチュアルな空気
観光地でありながら、騒がしさとは無縁。風と波の音しか聞こえない静かな空間には、魂が浄化されるような感覚すら覚えることでしょう。
■ アクセス方法
◉ 所在地
〒039-4711 青森県下北郡佐井村長後仏ヶ浦
◉ アクセス方法(陸路)
【車の場合】
・むつ市から国道338号線を経由して佐井村方面へ → 約1時間30分
・佐井村から仏ヶ浦駐車場まで車で約20分 → 駐車場から徒歩で約20分の下り坂(復路は上りでやや険しい)
※歩行に不安のある方や高齢者には船でのアクセスがおすすめです。
◉ アクセス方法(海路)
【遊覧船(おすすめ)】
・佐井港から仏ヶ浦まで、観光遊覧船で約30分
→ 海からのアクセスで断崖全体を眺められる贅沢なコース
→ 往復または片道乗船+徒歩コースも可能
※4月下旬~10月下旬運航。冬期は運休。天候により運休になる場合あり。
■ ベストシーズンと所要時間
おすすめ時期:5月~10月(新緑と夏の晴天が特に美しい)
所要時間の目安:
・遊覧船利用:1.5〜2時間(往復)
・徒歩訪問:見学含め2〜3時間
■ 注意点・アドバイス
徒歩で訪れる場合、滑りやすい斜面や階段あり。歩きやすい靴が必須です。
観光船は時刻表制、事前予約推奨です。特に夏期の連休などは混雑することがあります。
この記事をきっかけに、青森の奥深い魅力をぜひ体感してみてください。